コタツのある生活

暮らし

今の部屋を探すとき、「コタツの使える畳敷きの部屋があること」という渋い条件をつけました。

テーブル式のコタツではなく、昔ながらのカタツムリのようにコッポリ入れるコタツ。

極度の寒がりの私が冬に最も楽しみにしているのが、このコタツと温泉なのです。


ある時、膝を痛めて接骨院に行くと、「床に座る生活は駄目!腰が悪くなるよ!」と言われました。

冬は終わっていたので、コタツを押し入れにしまい(捨てる勇気はなかった)、テーブルと椅子を買い、テレビ台を高くして「椅子に座る生活」を始めました。




動きやすく快適なものの、どうも落ち着きません。

椅子もソファーもあるのに、どうしても床に座りたくなり、わずかなスペースを見つけて床に座り込むこともしばしば・・・。

椅子に正座するおばあちゃんのようなものでしょうか。



そして、冬が来ました。

結論から言って、無理!!

ファンヒーター、電気ストーブ、膝掛けをもってしても、下半身からくる冷えはどうにもなりません。

このままでは病気になりそう。

いそいそと押し入れからコタツを出すのでした。



耐えた後に入ったコタツは極楽。

寒い観光地で温泉に入ったとき、韓国のヨモギ蒸し(やったことないけど)のような、中からボワァ~っと温まる感じ。

他の暖房器具ではかないません。

下半身は温かくても頭は温まらないので、仕事や勉強するにもちょうど良い。

疲れたらカタツムリになりコタツでゴロ寝。

最高すぎる。




もう二度とコタツを捨てようなんて思わない。

次に引っ越しするときも、必ずコタツを持って行こうと誓うのでした。

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