人間の3大悩みといえば、人間関係、お金、健康だと思うのです。
世の中には色々な人間がいますが、日頃から感じるのは理不尽に甘んじる人があまりに多いということです。
理不尽って何?
会社の上司や先輩。
恋人や配偶者。
友達やご近所さん。
あらゆる関係性で理不尽な要求を受け入れ続ける人がいます。
相手の得にしかならず、自分には何のメリットも喜びもない要求。
筋の通らない無意味なルールや押し付け。
簡単に切れない関係にこそ起こりがち。
相手もあなたが断れないとわかっているからこそ、そういう要求をしてくるのです。
それを断れず受け入れ続けることで、あなたの自尊心はダメージを受け、精神を病んでいきます。
理不尽であることに気づいていない
第三者から見るとどう考えてもおかしいことなのに、当の本人が気づいていないという場合も多いです。
前にいた会社もブラックだったから、いつもイジメられていたから、男運が悪いから・・・不幸せな状態をデフォルトにしてしまっていると、理不尽を拒否するという発想自体がありません。
恋愛になると、麻薬みたいなもので余計ややこしかったりもするのですが。
どんな関係性であれ、まずはそれが理不尽であるということに気づかねばなりません。
そのためには、自分をとことん大事にすることです。
自分を大事にしていれば、相手の勝手な要望に大きな違和感を感じられるようになります。
あなたを大事にしない人をあなたが大事にする必要などないのです。
理不尽には断固と立ち向かう
理不尽であることに気づいたら、その関係を終わらせることを覚悟しましょう。
最初から切るのではなく、自分が嫌だと思っていることを伝えるのが先です。
伝えても何も変わらないことも多いので、期待せずにダメもとで言うくらいでいいでしょう。
お願いしてみる、断られる、諦める、同じ状況の繰り返し・・・は一番駄目なパターンです。
勇気を出してそこまで言うなら、受け入れられないなら切る覚悟をしてから言いましょう。
そこで下心を出すからつけ込まれるのです。
騙される人は下心があることが多いです。
拒否するのは自分の為だけではない
ブラック企業で働いている人がいるからブラック企業は残り続けます。
安い料金を受け入れる人がいるから報酬が上がりません。
企業は利益追求団体ですから、こんな扱いをしていたら人が来ないと思わせないといけません。
仕事の関係なら、その人の更に上の人や人事など、冷静に見てくれる第三者に先に伝え、巻き込んでおくといいです。証拠が残りますから。
音声やメールなど証拠を残す。
怖ければ警察や役所、家族や友人、頼れるものは頼りましょう。
自分一人で抱え込まないこと。
全ての人がお互いに敬意を払って暮らせるようになるといいですね。